ポケモン | 特性 | 技 | 持ち物 | |||
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ブルンゲル | のろわれボディ | しおふき | シャドーボール | トリックルーム | じこさいせい | 水のジュエル |
カポエラー | いかく | インファイト | ふいうち | ねこだまし | あまごい | 悪のジュエル |
ナットレイ | てつのトゲ | パワーウィップ | ジャイロボール | やどりぎのタネ | まもる | たべのこし |
ラティアス | ふゆう | りゅうせいぐん | いやしのはどう | でんじは | まもる | ハバンのみ |
トゲキッス | てんのめぐみ | エアスラッシュ | ねっぷう | このゆびとまれ | まもる | オボンのみ |
ロトム火 | ふゆう | 10まんボルト | オーバーヒート | トリック | まもる | かえんだま |
普通のトリックルームパーティです。
第5世代のトリパの形として、強力な全体技で退場技でもあった爆発が弱体化した代わりに、
トリル発動役がタイプ一致の全体技を使えるようになった、という経緯があります。
構築はしおふきで攻められるトリル役のブルンゲルを軸に考え、
その隣に猫騙しや威嚇をはじめ様々なサポートが可能なカポエラーを隣に。
ゴースト・格闘は攻撃と耐性の両面を考慮できる並びですね。
またブルンゲルの素早さを68(性格:控えめ 個体値:6,7)、カポエラーは最遅の67に設定。
素早さ種族値的にはカポエラーの方が高くなるところを意図的に行動順をズラしたため、
トリル下では カポエラー→ブルンゲル の順に動く事になり、
結果的に 猫騙し→トリックルーム→雨乞い→しおふき の立ち回りができます。
雨ジュエルしおふきはカイオーガの雨しおふきと同等の威力と言えば強く聞こえるか。
この2体を先発にし、ナットレイを控えに置くのが一番多い選出パターン。
トリル下では大体の相手に先手を取れる遅さ・威力の高い技も魅力的ですが、
それ以上にトリルが切れても相性が良ければ負けない草/鋼のタイプの良さに助けられます。
「非トリル下でも戦える」という点がナットレイに限らず重要で、
残りの3体はこんな感じの理由で採用、相手に合わせて4体目を選ぶ形になります。
この補完役で入る4〜6体目の枠は基本的に好み(※私はラティアスがよく入る)でしょうが、
ブルン カポ ナットが攻めあぐねるモロバレルに対する圧力を全員持っているのがGOOD!
ちなみにトリパのメンツは全体技である地震への耐性を付けづらいので、
浮いてるポケモンを入れて地震の旨みを薄くする構築にする事が地味に重要だったりします。
個別のポケモンよりパーティ全体の話がしたかったので解説はこの辺で。
全国ダブルでもブルンゲルが使いたかったという想いが伝われば(^o^)
...
あとBWダブルの流行に対する考察と、パーティを組む時に考慮した点などを簡単に。
今は特性で天候を自動発動させられるポケモンを軸に組んだパーティが流行っていますね。
雨、霰、砂の3つは既にテンプレ的なパーティが出来上がっており、
晴れも必要なポケモンが揃えづらいだけで性能が弱いという訳ではないです。
天候を奪う手段が無ければ一方的にその効果を利用されてしまうのは辛いところ。
なので自動天候を使わないパーティには手動天候を仕込むべき。
というのが個人的な意見です。
もちろんユキノオーやバンギラスを入れて対策する形もいいと思います、
ただ今回は天候ダメージが味方のポケモンに当たるのを嫌ったためこんな構築になりました。
まあノオーやバンギが入らないおかげで弱点が少なめなパーティになりましたし、
定数ダメージ自体は、霰や砂に頼らずともやどりぎや火炎球トリックで作れますしね。
ニョロトノは、今回ブルンゲルと弱点が被るため採用を渋ってしまいましたが、
貯水のS68ブルンゲルと最遅ニョロトノで波乗りしおふきする構築はちょっとおもしろそうw
ただアンニュイさんトリパ作りすぎ〜な感じが否めないので、
そろそろスカーフブルンゲルで奇襲する構築を作る必要が出てきました(^o^)
なんて言いつつもGSのホウオウ+日本晴れ構築みたく、
BWダブルではゴースト・格闘でトリルする形が一番使いやすいと気付いてしまったのです。