という訳で、8/17〜8/23の間、アメリカのアナハイムへ行ってきました。→ポケモンWCS2017
ホントに楽しい旅行でした。
Day1
形式は、スイスドローで7戦。
5勝2敗までの選手がDay2に出場できる。
- 使用パーティ
持ち物 | 技 | 特性 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
リーフブレード | せいなるつるぎ | ハサミギロチン | みきり | ビーストブースト | |||
ヘドロばくだん | パワージェム | めざめるパワー(氷) | まもる | ビーストブースト | |||
れいとうビーム | 10まんボルト | トリックルーム | まもる | ダウンロード | |||
いわなだれ | ストーンエッジ | ワイドガード | まもる | すなおこし | |||
ねっぷう | もえつきる | じならし | まもる | いかく | |||
サイコキネシス | ムーンフォース | マジカルシャイン | めざめるパワー(炎) | サイコメイカー |
JCS、全国大会のパーティから6匹は変わらず。
3戦フルに使って、初見殺しを披露してやる気持ちで。
コンセプトは、威嚇が効かないカミツルギとウインディということで。
大きな変更点は2つ、カミツルギのハサミギロチンと珠ウツロイド。
ウツロイドは、ビーストブーストでSが上昇する某配分をパクり。
Round1 ○×○ 勝ち
Matias Roa[US]
1戦目から出ました、チョッキボーマンダ+弱点保険メタグロス。
しっかり3戦とも選出される。
それでも勝てたのはカミツルギのおかげ、マンダグロスが真っ二つ。
最終戦の初手、ボーマンダ→ガラガラ交代で、ギロチンを透かしてきたのはウマかった。
Round2 ○×× 負け
Chris Panzo[US]
カビゴンが 恩返し/たくわえる/腹太鼓/リサイクル で、おそらくそれを軸にしたパーティ。
1戦目は先発カビゴン、2戦目以降は後発カビゴンに、しっかりカミツルギを対面させていた。
しかしギロチン連打・リフブレ急所が当たらない、たった1発で良かったのに。
ピントレンズカミツルギはカビゴンに有利なのか? 最後まで分からなかったなぁ。
Round3 ×○○ 勝ち
LIU JIAN-TING[TW]
交代をよく使ってくる相手だった、テッカグヤ+トリトドンのサイクル。
テッカグヤ→トリトドン交代でフレドラなら受かるところを、熱風で隣にダメージを入れたり、
逆にトドン→カグヤ交代は、ギロチンを合わせてビビらせる。
追加効果のやけどや氷も多発、2戦目中盤で相手の顔が死んでいた。(ゴメンね)
Round4 ○×○ 勝ち
Carson Confer[US]
相手は、ウインディ/ポリゴン2、バンバドロ/カプ・コケコ選出のみ。
カミツルギが活躍しづらい代わりに、ポリ2ギガロイドが刺さる。
印象的だったのは、ウツロイドのS上昇ビーストブーストを見逃したと分かったときの反応。
本場のオーマイガー、頂きました。
Round5 ○×○ 勝ち
Davide Carrer[IT]
全試合でカミツルギを先発にした。
3戦目にミロカロスが出てきて、喜んでいると、スカーフめざ炎で焼かれてしまう。
思わず握手を求めた。(たいありの意)
しかしめざ炎固定が痛かったようで、50分の制限時間をギリギリまで使って2-1で粘り勝ち。
Round6 ×× 負け
ショウダイ [JP]
ギロチンでぶった切るギロチンでぶった切るギロチンでぶった切るギロチンでぶった切る
実際にボーマンダを1撃で倒しました(2戦とも)
だのに! 勝てない!!
構築が強ければ、選出も全くブレなくて、強いなぁって思った。
1戦目:カミツルギのマークがキツすぎる、3匹にワンパンされる恐れ
2戦目:燃え尽きるが決まったァ! ただポリ2でトリル張るターンは、テテフを投げましょう
3戦目:俺のスカーフテテフは最速コケコ抜かれ調整! →控えめコケコでした
ここで初めて、カミツルギの持ち物や、テテフの素早さ調整を悔やんだ。
×○× 負け
結果、4勝3敗。
- 反省点
カミツルギのハサミギロチンは大正解。
当たれば勝ち、外れても相手の集中力を乱せる、BO3でタダで終わらせない技。
悪かったところを言えば、対戦後の握手で、向こうから手を握ってくれない。
凶器を振り回しすぎた。
あと、このパーティ自体が時代遅れ気味、マンダグロス流行りすぎ。
ウツロイドはめざ氷→トリル、ウインディは地ならし→手助けが結論だったと思う。
ギガイアスの岩Zを打つためにも、トリルは2枚あった方が良いのと、
チョッキボーマンダを、ウインテテフの手助けムーンフォースで倒せることに期待して。
Day2
- バトルロイヤル
Day1で敗退した選手のほとんどが、アナハイムオープンに出場する中、
午後のサイドイベントであるバトルロイヤルで総合優勝した。(1位、1位、2位、1位)
参加者20人前後で、4ラウンド行うというもの。
使えるポケモンはアローラ図鑑のみ。何故かリザードンが出てきたが
コケコガブロイドは速い・全体技を打てる、
ミミッキュは化けの皮があって狙われにくい、
砂起こしと雪降らしは、天候ダメージで倒すと自分の得点になる仕様が強そう、で6匹。
相手のトリックルームに、ギガイアスを合わせて岩Zしたりと、
スカーフウツロイドのヘド爆3発で、試合が終わったりした。
安定のギガロイド。
バトルロイヤル! pic.twitter.com/ItiwH5XDww
— アンニュイ (@ennui_noon) 2017年8月19日
- 裏話
ただ本当は、午前中に行われたWCS2017ルールのサイドイベントに出場したかった。
しかし、運営スタッフに12:00集合と言われるがまま向かうと、
実は11:30集合で、名前をシートに記入しなければいけなかったという。
同じ境遇の選手が3,4名いたので、聞き間違いではなかった。
結局そのイベントには出られず、参加費10ドルが無駄になったなぁと萎えていると、
通りすがりのえりきゃんさんが通訳してくれて、払った参加費でバトルロイヤルに出ることに。
えりきゃん「海外の運営はテキトーだから、信頼できそうなスタッフを見つけないといけないよ」
なるほど…。(英語喋れるのかっけぇ…)
Day3
アナハイム4日目(1)
— アンニュイ (@ennui_noon) 2017年8月21日
・同室のコウさんとペアで、マルチWCS2017に出場
・使用構築はダブルテテフ、サイコフィールドを譲らないがコンセプト
・結果は2勝から2敗、6体選ぶ時間が90秒では足りない
・『勝っても負けてもお祭り騒ぎ』 pic.twitter.com/7Xox3JKrfe
マルチバトルは、12匹で構築を組めるルールという感じで、
フェローチェ+オドリドリと、ドーブル+シロデスナの2種類のギミックを見せられて焦った。
一方で、総合優勝のCP47+ショコラペアはスタンダードな構築で、立ち回りが上手かった。
90秒の選択時間では足りなかった事を考えると、コンセプトがはっきりしていた方が良さそう。
サイドイベントは、勝った分だけプライズという景品に交換できるチケットがもらえる。
海外限定なのか分からないが、カードのプレイマットやスリーブは価値があるように見えた。
バトルロイヤルとマルチバトルで集めた200プライズで、プレイマットを3枚注文。
参加費20ドルでお土産をたくさんGETできて、積極的に参加して良かった。
- 今年初めて世界大会に参加した理由
「全国大会に参加した50人は皆世界大会参加可能で、仲間意識が高かった」
「実力が通用すると思えたから」
何と言っても過去6回のJCS予選で最もハードでしたので。
その中で揉まれるだけで、プレイヤー・パーティ共に強くなっていただろうなと。
- 食事
日付 | 朝 | 昼 | 夜 | 小計 |
---|---|---|---|---|
8/17 | 機内食+ビール | なし | ピザ+ビール | 30$ |
8/18 | ドーナツ+アイスコーヒー | サンドイッチ | ハンバーガー+ビール | 40$ |
8/19 | エッグサンド+ホットティー | サンドイッチ | チキンラーメン+ビール | 30$ |
8/20 | クロワッサン+ホットティー | なし | ステーキ+Budweiser | 110$ |
8/21 | なし | トルティーヤ? | トルティーヤ | 20$ |
8/22 | カレーメシ | 機内食 | 機内食 | 0$ |
合計 | 約230$ |
朝はスタバ、昼はセブンイレブンのサンドイッチ、夜は会場近辺のお店へ。
コンビニがあるため、晩酌にも困らなかった。
しかし、この旅行で2kg程度太った…パン食ばかりで、野菜を食べた記憶が無い。
祝勝会の100$ステーキを除けば、毎食10$前後で腹が膨れる。
- 費用
食事代 | 230$ |
サイドイベント参加料 | 20$ |
ディズニー入園料 | 96$ |
お土産(ポケモンセンター) | 80$ |
お土産(ディズニー) | 120$ |
お土産(空港) | 30$ |
合計 | 576$ |
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- 準備しておいて良かった物
サンダル…飛行機内、ホテル内の移動などで楽
カーディガン…会場内のクーラーが効きすぎる、現地で体調管理できるように
割り箸…必死にカップ麺を食べていたコウさんを見て(
- 公式ツアーについて
海外旅行自体が初めてだったので、いわゆる公式ツアーで行きました。
航空券が出てこない、チェックインが遅い等、細かいトラブルはいくつかありましたが、
困ったら添乗員さんに日本語で助けてもらえる安心感。
すべてお任せなので、値段が張るのは仕方なし。
交流的な面でも良かったです。
名前や活躍は耳にするが、顔までは知らなかったプレイヤーと1週間。
大会そのものより、旅行中にこの人達と仲良くなれるかが不安でしたが、
1日中ポケモントークができる同志で、すぐに打ち解けました。
利用していたのは社会人ばかりで、年齢が近かったのも理由かもしれません。
皆それぞれ得意分野があって、英語が話せる人・リーダーシップのある人etc
僕は記念撮影係に徹しました。写真として良い思い出になればなぁ、と。
(元カメラマン)
祝勝会🏆 pic.twitter.com/ARqoJOvgiA
— アンニュイ (@ennui_noon) 2017年8月21日
王の帰還 pic.twitter.com/sJKfHSVuBa
— Scar@KMB (@Scar3020) 2017年8月21日
- 意気込み
チャンピオンになったバルドルさんは、特にスゴかった。
世界一になるために努力していた姿が伺えた。
バトルビデオって、重要な機能だと思った。
そういう面を見せないが、ベスト16まで上がったワイルドさんも相当なものだと思う。
対して、こちらアンニュイ(ハンドルネーム)
意気込みや目標の無さが、あと1勝の足りなさに繋がってそう。
まあこの適当さが売りなんだけどね〜
Q.年々構築がヤバくなっていくのになんで抜けられるんですか?
A.そこまでヤバくなくない?
Q.アメリカの風○は行ったんですか?
A.そもそも調べてません(怒)
- 慰安ニュイ会
誰が言い出したか、ほぼ毎年恒例の飲み会。
今年は壮行会まで開いてくれて、ありがとうございました(´・∀・`)
僕から言えることは、お土産を渡す時は2段階に分けてみましょう。
1発目で多少がっかりさせておいて、あとから本命をプレゼントするテクニック。