シャンデラトリパ





・イズミさんの突発大会(日付:3/24 参加者:40人前後)
・創聡さんの創聡杯(日付:3/27 参加者:64人)
上記の見せ合いあり全国ダブルのオンライン大会で使用したパーティ。
どちらも準決勝で敗退、さらに3位決定戦で負けてしまったので2連続で4位でした。

ポケモン 特性 持ち物 選出数
シャンデラ もらいび ねっぷう シャドーボール トリックルーム まもる きあいのタスキ 14
ハリテヤマ あついしぼう インファイト いわなだれ ねこだまし みきり オボンのみ 12
バンギラス すなおこし いわなだれ かみくだく ばかぢから まもる ヨプのみ 9
ラティアス ふゆう りゅうせいぐん でんじは しんぴのまもり まもる ハバンのみ 8
モロバレル ほうし ギガドレイン ヘドロばくだん キノコのほうし いかりのこな くろいヘドロ 8
ニョロトノ あめふらし ハイドロポンプ れいとうビーム ほろびのうた まもる たべのこし 5



(選出数は2大会を合わせた計14試合のもの)



このパーティの大きな特徴は流星群を半減で受けられる鋼タイプがいないが、
逆に6体全員がラティオスの1.5倍流星群を耐えられることです。(シャンデラはタスキで)
耐久面では手堅く攻める事ができますが、流星群を何発も受けるプレイングはできないので、
具体的にはラティオスを見たらトリルを貼ることが先決になり、
また1撃で倒せるシャンデラバンギラスが常に動ける状況にある事が重要になります。


とにかくドラゴン技が等倍で通ってしまうパーティですが、
鋼タイプのポケモンを使わないパーティの形としてアリなんじゃないかなーと思います。
(敗戦から学んだ事なので、今後このようなパーティを使うのであれば気を付けたいw)


以下、個別解説。


シャンデラ

性格 ステータス 努力値振り
ひかえめ H166 A× B110 C216 D110 S102 H244 C252 S12



トリル始動役。
主にハリテヤマと並べてトリル発動を積極的に狙います。


素早さを下降補正の性格にしないのは、
素の状態でメタグロスに先手を取れる確率を上げるため。
そのまま居座って殴れるポケモンですが、トリル発動後は一旦引くことが多く、
他のポケモンと合わせてグロスの動かす隙を与えない事の方が重要だと思いました。
これは多分正解。ちなみに毎試合選出らしい。


ハリテヤマ

性格 ステータス 努力値振り
いじっぱり H223 A170 B93 C× D112 S72 H28 A116 B100 D252 S12



猫騙し役で同タイプ、同等の耐久力を持つカポエラーと並行して話を進めます。
カポは威嚇や強力な先制技、ワイドガードなど主にサポート的に動けるポケモンですね。


ハリテヤマのメリットは「インファイトの打点の高さ」と「厚い脂肪による炎と氷半減耐性」
この二つだと私は考えます。
前者は攻撃に努力値を割きにくいカポエラーにはできず、
また攻撃170の値は、H252振りズルズキンを最高乱数以外で1発で倒す調整です。
実際は威嚇やヨプの実で誤魔化されてしまうことが多いですが。
後者はシャンデラと先発で組まない後発に置く場合に便利で、
熱風 吹雪 岩雪崩等に後出ししつつ猫騙しができるポケモンとして使えます。


GSルールと比べるとほとんど姿が見られず創聡杯のKPも1でしたが、
今後ズルズキンが多い環境なら使用率が上がってもおかしくないのでしょうか。
努力値振りにも自由度があるポケモンなので、パーティの良い穴埋め役になってくれそう。
まあ実際に使ってみると猫騙し対決で負けやすいのが癪なので、
フェイントなど別の技に変えて使うのもおもしろいかもしれません。


このポケモンも素早さの設定で悩みましたね。
トリルする場合は勇敢の方がいいですし、電磁波を撒く場合は意地っ張りでいいのです。
シャンデラハリテヤマの並びが選出で一番多いからやっぱ勇敢なのかなー
特殊耐久はラティオスのメガネ流星群ほぼ耐えですが、最近はサイコショック持ちが増えてるようで;


バンギラス

性格 ステータス 努力値振り
ゆうかん H207 A176 B141 C× D136 S59 H252 A44 B84 D124 余り4



攻撃:H155-B101ラティオスかみくだくで1発
物理耐久:ドリュウズの珠ドリルライナー、テラキオンインファイト耐え(ヨプ込み)


最低限の攻撃力を確保しつつ耐久へ多めに振ったバンギラス
単純にHA振りする配分とどちらが良いかは何とも言えないです。


この配分で育てるなら馬鹿力がキーになるんじゃないかと思います。
特にドリュウズの珠ドリルライナーを耐えつつ馬鹿力で倒す立ち回りは、
通常のけたぐりバンギラスではできない芸当です。
あとズルズキンに大きな打点を与える技として使った事が1度だけ。


ラティアス

性格 ステータス 努力値振り
おくびょう H185 A× B111 C131 D152 S78 H236 B4 C4 D12 S252



非トリル下でラティオスロトム等に強いポケモンとして採用。
電磁波を撒いて素早さを操作したり、神秘の守りで状態異常対策をします。


ラティアスを入れた事で、トリル1択だったパーティの行動選択肢が増えましたね。
見せ合いアリのトリパはどうしてもこだわりトリック等で対策が取られやすく、
またスイスドローのような同じ相手と戦うような際にも、
トリル→でんじはにシフトして戦い方を変えられる点が良いですね。


全国ダブルのトリパが作りたいって、
つまり使う6体がバレてても強いパーティにしたかったって事だよ!


モロバレル

性格 ステータス 努力値振り
なまいき H221 A× B111 C105 D123 S31 H252 B164 D92



解説:イッシュダブルで使ったパーティモロバレルの項へ。
全国ダブルでもキノコは強かった…トリトドンロトム水を起点に思考停止胞子。


ニョロトノ

性格 ステータス 努力値振り
なまいき H197 A× B121 C110 D139 S67 H252 B204 D52



GSルールでカイオーガに対してユキノオーを交代から投げる立ち回りから、
砂パに対しても同じように雨降らしニョロトノを使ってみました。いわゆる単品ニョロトノ
雨や砂パに強いポケモンとしてビリジオンが採用されるなら、
ニョロトノは対砂と晴れパになり得るポケモンって感じです。


物理耐久はA252振りナットレイパワーウィップ耐え。
この調整が活きた場面は今のところ無いですが、
砂パに対して控えから繰り出すには高い物理耐久が必要だと考えました。


他に雨シナジーが無いので選出率は他のポケモンと比べて低め。
やはりピンポイントで強いポケモンという認識で間違いないと感じましたね。
単品とは言え、耐久を上げる積み技を使ってきそう相手に対しては滅びの歌が光ります。
滅びの歌の判定で粘り勝つ立ち回りが残されていると考えれば心強い、かも。