前回ちょこっと触れたステルスロック持ちディアルガ。前記事のトゲキッスと組ませている型です。
ディアルガ（りゅうのはどう オーバーヒート ステルスロック まもる）＠たべのこし
ひかえめ ＨＰ: 207 (252) 攻撃: × 防御: 142 (12) 特攻: 210 (164) 特防: 126 (44) すば: 115 (36)
まずはHP252振り、ディアルガの優秀なタイプを生かすのに耐久力向上は必須だと考えています。
特攻も同じように最大値まで上げても良かったのですが、
オーバーヒートを使ってもH185D134グロスを確定で落とせない事を考えると全振りする意味は薄い、
なのでトゲキッスのエアスラと集中攻撃で高乱数で落とせる範囲まで下げました。
後は浮いた努力値で素早さを無補正最速バンギ(113)＋２調整し、残りは適当にBDにって感じです。
おそらく自分で具体的な調整を考えたのは初めてですね、こんな具合ですがどうでしょうか(^o^)（
さて ステルスロックについてなんですが、
このディアルガの攻撃タイプのドラゴン/炎はヒードラン以外に等倍が取れるんですよ。
そして他にも優秀なサブウェポンを覚える辺りは流石は禁止級ポケモン、と言いたいところなんですが、
実際に立ち回ってみるとディアルガが攻撃する必要の無いターンがあり、その際に行うトラップ技
として使えないかと考え、ステルスロックに技スペースを割いてみました。
シングルバトル（特に6on6）のステルスロックは必須だと言われている程強い性能で有名ですね。
ではダブルではどうなの？という疑問に対する答えとしては、必須技と呼ぶには程遠いものでした。
そもそもシングル66のステロが強いのは交代先の選択肢が多いためにその分ダメージを与えられるからですよね。
なのでダブルで使うのは正直ネタの域を抜けないかなぁと思っていたのですが、
前述の通り相手がディアルガの攻撃を守るや交代で受けようとするであろうターンにステロを撒く事で、
実質的に相手のパーティの総HPに対して定数ダメージを与える事ができます。
これが想像以上に強く働く場面があるなぁと感じまして、具体的には
・HPがステロダメ範囲内、又はきあいのタスキによって耐えたポケモンを交代させない効果
それらのポケモンを素早さの早いポケモン、又は先制技で縛る事で、
行動すればそのターンに倒す事ができ、交代すればその内ステロダメで落とす事ができます。
つまり状況次第ではマジで行動不可能にさせる＼(^o^)／って事です（
また、
・メタグロスなどメジャーなポケモンに対する耐久調整崩し
上記のグロスにステロのダメ（11)が入れば、オーバーヒートのみでも高乱数で落とせるようになります。
このように行動回数を稼ぐために努力値で１発耐え調整している子にとっては痛手ではないのでしょうか。
目的の相手を倒すのに実質２手使っている事に変わりは無いのですが、
あらかじめ撒くステロと２回攻撃するのは何となくですが勝手が違うと思うんですよ。
うーん 何と説明したら良いのやら…(・∀・)
まあ定数ダメージを与える事自体は特攻を削った構築の段階では考え付かなかった事なので、素直におもしろいと思いましたね。
こんな具合でダブルのステロは強いというよりは地味だが嫌らしい性能 だなぁと思いました(^o^)
マジックガードピクシー以外には有無を言わさずダメージを与える効果なので、
とりあえず暇なターンがあれば撒いておくって選択肢があるのが魅力でしょうか。
もっともディアルガ以外に技スペが余ってステロが使えそうな子がいるかは謎ですが…
話は少し変わって先日ツイッターの対戦会に参加していたのですが、
普段広場で見かけるような相手ではなく、使いたいポケモンや禁止級無しの構築が多かったんですよ。
いわゆる未知の相手と言いますか。オーガ無し雨パ、グラードン＋草３体パ、つぼをつくドククラゲetc...
そういう相手にも定数ダメージのステルスロックは万能に効くといった感じでしたね。
