読者参加企画

WCS2010全国大会はドーブルスイクンの先発パーティが優勝しましたね。
あの絶対零度を見て前売券で配布される色スイクン欲しぃ〜と思った人は多いはず(^o^)
自分はその誘惑に負けず今日ライコウを受け取ってきましたがw
10まんボルト/めざめるパワー(草)/はどうだん/しんそく@命の珠 辺りでシングルするんですよ多分。


さて、日本のワールドチャンピオンシップスは終わったという事で読者参加企画に投稿してきました。
ポケフリークによるWCS2010の反省をみんなでしてみよう! という企画らしいです。
内容は大会で実際に使用したパーティとその詳細、大会の感想・反省を書く感じですね。
そして内容によっては編集チームのコメント付きでポケフリークvol.07に掲載させて頂けるんだとか。
楽しそうな企画ですねw


WCSに参加された方で濃いパーティを使った方なんかは是非書かれてみてはどうでしょうか(・∀・)ノ
という訳で投稿するであろう原文のおおよそをココに載せてみます。
超長文、何故か紙面に載る気マンマンです!
ココを読んで下さる方は何度も見ている文章でしょうが、改めて整理って事で。


HN(お名前) :アンニュイ
トレーナー名 :アンニュイ
参加地区と成績(都道府県予選) :愛知県ベスト32
参加地区と成績(ラストチャレンジ予選) :東会場 ブロック内ベスト16(ベスト48)
使用したパーティ(都道府県予選):
>一匹目
種族名:ホウオウ
わざ:せいなるほのお/ブレイブバード/はねやすめ/まもる
もちもの:たべのこし
とくせい:プレッシャー
せいかく:ゆうかん
>二匹目
種族名:ムウマージ
わざ:シャドーボール/おにび/トリック/にほんばれ
もちもの:こだわりスカーフ
とくせい:ふゆう
せいかく:おくびょう
>三匹目
種族名:ギラティナ
わざ:シャドーダイブ/かげうち/りゅうせいぐん/みがわり
もちもの:はっきんだま
とくせい:ふゆう
せいかく:ゆうかん
>四匹目
種族名:ドータクン
わざ:トリックルーム/だいばくはつ/じしん/さいみんじゅつ
もちもの:オボンのみ
とくせい:ふゆう
せいかく:ゆうかん


パーティのコンセプトは「にほんばれ」「トリックルーム」といった場全体にかかる補助技を使う事で、
禁止級ポケモン(特にホウオウ)の強さをさらに高めたものになっています。
立ち回りとしてはホウオウが圧倒的に不利な相手、カイオーガが場に出てきた際に、
「まもる」やカイオーガに有利な控えのポケモンに交代するのではなく、
隣の「こだわりスカーフ」を持ったムウマージが「にほんばれ」をする事で雨天候を晴れに変えます。
これは同アイテムを持ったカイオーガに先手を取るためです。
天候を晴れにしてしまえば水技の威力は半減、「かみなり」の命中率は必中から50%まで落ちます。
相性関係で不利だった水タイプのカイオーガに対し、ホウオウ持ち前の耐久力のおかげでそれが逆転し、
さらにカイオーガは特性「あめふらし」を再度発動させるために交代を催促する事ができます。
その隙に控えのドータクンで「トリックルーム」を使って素早さを逆転させる事で、
素早さをあえて低く設定し攻撃面に努力値を振ったホウオウ ギラティナの攻撃で一気に勝負を決めます。
オリジンフォルムのギラティナは通信の仕様上ぶっつけ本番での使用になりましたが、
通常のアナザーフォルムと違ってとても攻撃的なので「トリックルーム」のターンが無駄になりにくい印象でした。


…とまあ相手によって有効な技を使っていく全体的に奇襲性の高いパーティになりました。
ちなみに語呂が良いのでこの先発2匹の事を勝手に「ホウオウマージ」と呼んでいます。笑
では4匹を個別に紹介します。


ホウオウ
控えのドータクンの「トリックルーム」の使用を考えて勇敢最遅です。
メイン技「せいなるほのお」「ブレイブバード」のどちらを受けられるポケモンは少なく、またホウオウが場に長く居座る事ができるように「はねやすめ」持ち。
特性「プレッシャー」との相性が良く、相手の攻撃を受けて回復しているだけで相手をPP切れにさせられる事が可能な点もホウオウの強みだと思います。


ムウマージ
ねこだまし」を受けずに先手で「こだわりスカーフ」持ちカイオーガに先手を取るために、
またゲンガーと違い、ある程度の特殊耐久を持ったポケモンとして採用。
前述の通り「にほんばれ」をするために、素早さを最速カイオーガ(素早さ156)に先手を取るために157に設定しました。
さらに「こだわりスカーフ」と相性の良い「トリック」を使う事で相手の技を限定させる立ち回りができ、
これが必然的に「トリックルーム」をする際の隙を作る事ができます。
このポケモンは他にも色々な補助技を覚える事ができますが、
「おにび」は苦手なバンギラスに「やけど」を与える対抗策として外せませんでした。
同様に「シャドーボール」は「トリックルーム」ターンが切れた際に、
先手で攻撃できるポケモンが少ないこのパーティの素早い攻撃役として、終盤まで残しておく立ち回りが少なからずありました。


ギラティナ
こちらはホウオウと行動順が被らないように勇敢最遅+1にしました。
努力値は攻撃に全振りし、HPと特攻に大体半分ずつといったかなり攻撃的な感じです。
ギラティナは先手の「シャドーダイブ」で影に隠れ、(このパーティでは「トリックルーム」をうまくを使用。)
次のターンに後手で攻撃できる立ち回りが全く攻撃を受けずにダメージを与えられるので強力だと思います。
「かげうち」は先制技の無いこのパーティにおいて必要な場面が多かったです。
またドラゴンタイプの中では攻撃面が低いと言われているギラティナですが、
オリジンフォルム化と「はっきんだま」からの「りゅうせいぐん」はかなり威力のものです。
「みがわり」は相手が「まもる」を使って「トリックルーム」ターンを消費してこようとしてくる際の使用を狙います。


ドータクン
相手に合わせて控えから「トリックルーム」のタイミングを伺います。
このドータクンに関してもかなり攻撃的な配分で、特に「だいばくはつ」の威力を上げるために攻撃に252振っています。
ノーマル技無効のゴーストタイプが2匹、地面技無効のタイプ 特性が3匹がパーティにいるという事で、ドータクン自身も有力な攻撃役として立ち回る事ができます。
ちなみに「じしん」は元々ギラティナに覚えさせていましたが、オリジンフォルム化で浮遊した事で「いわなだれ」から変更しました。
この変更はディアルガ バンギラス メタグロス(+予選で当たったヒードラン)といったポケモンに共通して弱点攻撃を与えられるので正解でした。
「さいみんじゅつ」は命中不安定な技ですが、後手で寝かせて次のターン「だいばくはつ」を確実に当てる、片方に行動させない事で相手の行動を限定させるなど、
単に相手を眠らせる技ではあるんですが、そこから生まれるアドバンテージはとても大きいように感じます。


使用したパーティ(ラストチャレンジ予選):
>一匹目
種族名:ホウオウ
わざ:せいなるほのお/ブレイブバード/みがわり/まもる
もちもの:たべのこし
とくせい:プレッシャー
せいかく:ようき

>二匹目
種族名:ラティアス
わざ:りゅうせいぐん/でんじは/にほんばれ/まもる
もちもの:ハバンのみ
とくせい:ふゆう
せいかく:おくびょう
>三匹目
種族名:ディアルガ
わざ:りゅうせいぐん/じしん/トリックルーム/まもる
もちもの:オボンのみ
とくせい:プレッシャー
せいかく:のんき
>四匹目
種族名:バンギラス
わざ:いわなだれ/しっぺがえし/けたぐり/まもる
もちもの:イバンのみ
とくせい:すなおこし
せいかく:ゆうかん


パーティのコンセプトは前述の愛知県予選のものとほぼ変わらず、
「にほんばれ」下で戦うホウオウを再度使用したいと思い、パーティを改良した感じです。
カイオーガが「あめふらし」してくるのを晴れに上書きする感覚が忘れられなかった訳ですね。笑
ただカイオーガが「オボンのみ」「こだわりメガネ」「たべのこし」など、
こだわりスカーフ」から別の持ち物に変わっていったのを感じたという理由もありますが。


立ち回りとしては、控えの2匹が格闘 地面タイプを苦手としているので、
それらの技を使ってくるであろうポケモンを先発2匹で倒すよう心がける事です。
パーティの改良点としては「トリックルーム」を前提に立ち回るパーティでは無くなったという事でしょうか。
「でんじは」による「マヒ」を与えて控えのポケモンが先手を取れるようにしたり、
相手が使用した「トリックルーム」を戻すためにこちらが「トリックルーム」する事が多くなりました。
あとパーティが全体的に耐久へ多めに努力値を振っているので長期戦になりやすいという事ですね。
ちなみにパーティは宮崎県予選で優勝したセキエイさんのパーティを参考にさせて頂きました。
では4匹を個別に紹介します。


ホウオウ
耐久を高めて場に居座るために、また最速になるように努力値はHS全振りです。
「ひざしがつよい」状態での「せいなるほのお」でHPに振ったメタグロスを1発で落とせるよう攻撃を上げる事を考えましたが、
そのためには攻撃にかなり努力値を割く事になるので、攻撃には4振っただけでした。
実値151のままでも半分程度の確率で倒せる上、5割「やけど」の追加効果にも期待できるので結果的に悪くはなかったと思ってます。
「はねやすめ」と「みがわり」はどちらも欲しい技ではあるんですが、
「たべのこし」の相性の良さと、様子見できる技として今回は「みがわり」にしました。


ラティアス
こちらもホウオウと同じくHS振りです。
最速カイオーガに先手で「にほんばれ」ができ、特殊耐久の高いポケモンとして採用しました。
りゅうせいぐん」は特攻が無振りとはいえ威力の高い技であり、
また控えのディアルガが同じ相手に「りゅうせいぐん」をする際におおよそダメージ量を計算する事ができます。
「でんじは」は元々「てだすけ」でしたが、オフ会で対戦した方からのアドバイスを思い出して本番直前に変更しました。
この変更が無かったら予選で負けていたであろう試合があったので、より良いパーティになったと思い感謝しています。


ディアルガ
努力値をHPに全振りし、防御と特防に大体半分ずつというとても耐久寄りな配分です。
「はがね/ドラゴン」という優秀なタイプに加え、「オボンのみ」を持たせているので何度も相手の攻撃を耐えられるのが強みですね。
また素早さは最遅で、自身とバンギラスが「トリックルーム」下で動きやすいと判断した際は控えからそのタイミングを伺います。
「じしん」についてですが、初めは素直に特殊地面技の「だいちのちから」の採用を考えましたが、
愛知予選で使用したドータクンの「じしん」が地震弱点相手への使いやすさを思い出し、
またパーティに全体技が少ないのと、2匹地面技無効の味方がいるので試しに使ってみたところやはり正解といった感じでした。
りゅうせいぐん」で特攻が下がって交代してくるだろう、と油断している相手に居座って物理技を使えるのが魅力だと思います。


バンギラス
弱点が多く苦手な相手が尽きないポケモンですが、それ以上に「すなおこし」による特殊耐久が1.5倍になる効果が強く、
有利になれる相手に関してはかなり強気に立ち回る事ができます。
このパーティの中で唯一攻撃面に努力値を振っているアタッカーです。
いわなだれ」「しっぺがえし」のタイプ一致技に格闘の「けたぐり」を加えた相性補完がとても優秀で、
特に「しっぺがえし」はルギア ギラティナ クレセリアなどの耐久力が高い相手に大ダメージを与えられるので、
トリックルーム」を使用するパーティと言えど基本的に後手で動くバンギラスは個人的に「かみくだく」よりこちら推奨です。
ちなみに「イバンのみ」は奇襲要素として持たせてみました。
練習試合では見えない持ち物による逆転攻撃で勝てた事が多々ありましたが、本番は格闘技を半減する「ヨプのみ」にしなかった事に泣きました。笑


大会に参加した感想や反省について書く欄があるのですが、それは想像にお任せします(
かなり赤っ恥な事書いてます(^o^)


とまあ顔文字を使わなかったり、顔文字などによる感情表現が抑えられた文章になりましたw
締め切りは6月30日までなので書こうと思った方はお早目に〜。