最遅スナイパーキングドラ

キングドラ。雨パの代名詞。
雨下にエースとして降臨し、130族 さらにはぬるいスカーフ持ちすら抜き去る超素早さから超火力を繰り出せる。
その姿は禁止級ポケモンが登場するGSルールでも健在。
欠点は、雨以外の天候やマヒなどで素早さを奪われないようにしないといけないので、
使う側としては、雨乞い ラムのみ 身代わりなどの何らかの対策をしたいところ。
しかし水/ドラゴンとタイプに恵まれているので、
弱点のドラゴン技や爆発などではない限り一発は耐えられる。


特性:すいすいの魅力を(使った事も無いのに)語っておりますが、
すいすいではなく、スナイパーで最遅なキングドラをトリパに仕込んでみました。
まあその理由をいくつか。


「すいすいが発動してない時のデメリット部分が大きい」
旧ルールでの天候変化持ちは限られていましたが、
GSルールでは毎ターン天候変化があるんじゃないか、ってぐらい雨をキープする事が難しく、
素早さ85族のキングドラは、雨でないと禁止級やドラゴンタイプに縛られやすくなります。


種族値ほど耐久力の高さを感じない」
キングドラ種族値はHP75とそこまで高くない割に、防御と特防は95と結構高めです。
ですが、アタッカーとして特攻と素早さに振る事が前提なので、
耐久力の高さを感じられない配分になってしまいます。


他にも素早さダウンを防ぐ手段として、身代わりやラムなどでスペースを圧迫する点もありますが、
素早さの高い子の身代わりは便利ですし、ラムは氷漬け等の事故防止になるメリットもあるので割愛。


これらの事を踏まえると、GSルールのトリパにキングドラを起用する事で、
今までと違った姿を見る事ができると考えました。
トリル下なら逆にドラゴンを縛る事ができ、Hに振る事ができるので必然的に耐久力は上がります。
そして極め付けは特性:スナイパーじゃないですかね、急所に当たればなんと4倍ダメージ!
ユキノオーを絡めたトリパで濁流吹雪を連発だ〜ヽ(。・∀・)ノ




とまあ結構自信があったネタだったのですが、使用感から書くとイマイチでした…\(^o^)/
まず素早さが最遅とは言えそこまで遅くない数値で、
決定力は特攻は全振りだが並程度、耐性も水と炎だけと少ないので交代で出しづらい。
GSルールは後出し性能が重要、って後発パルキアを使っていた時も言った気がしますがまさにその通りでした;
肝心のスナイパーも、20戦の中で無駄急所が1回あっただけでしたし(


ただ、どの禁止級ポケモンにも良いダメージが入れる事ができる点は良いと思いました。
それはトリパでも雨下でも変わらないと思うので、ノーマルなすいすいキングドラを使ってみたくなりましたねw
で、この子は最遅カイオーガが入手できた時に組み合わせてみたいところです。